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切れ味と安全性を両立したプラスチック刃で草刈りを快適に

切れ味と安全性を両立したプラスチック刃で草刈りを快適に

密集した硬い雑草の刈り取りは本当に手間がかかってたいへんですね。
ナイロンカッターは安全性が高い草刈機の刃としてよく知られていますが、もう少しスムーズに刈り取りたい、作業時間を短縮したくて、金属刃とナイロンカッターの中間的な特徴をもつプラスチックブレードを試してみました。

毎年草刈機を使ってきた経験から、プラスチックブレード(樹脂刃)について詳しくご紹介します。

「充電式草刈機」を検討しているあなたに!
どの草刈機を選べばよいか迷ってるなら『充電式草刈機の便利な5つのメリットとデメリット』をチェック!
・草刈機の動力源(エンジン、電動)
・草刈機の刃
・草刈機のハンドル
のメリット・デメリットを詳しくご紹介しています。

プラスチックブレード草刈機の特徴・使い方

プラスチックブレードは、樹脂刃、ナイロンブレードともよばれ、合成樹脂でできているので、刃先を触っても怪我の心配がありません。

プラスチックブレード

円盤に取り付けたプラスチック製の刃を高速で回転させ、雑草を細かい破片に刈り取ります。
障害物を傷つけにくいため、コンクリートの柱や庭石のまわりまできれいに刈り込むことができます。ただし、ナイロンカッターより刃が硬いため、樹木など傷つきやすいものの近くで使う際は注意が必要です。

塀のキワに密集する雑草

プラスチックブレード草刈機の使い方

草刈機のヘッド部分を水平に動かして、草を刈り取ります。
刃が左から右に回転する「右回り」と、右から左に回転する「左回り」がありますので、雑草の茎が葉に当たるように草刈機のヘッドを動かすのがポイントです。

メヒシバなど生長点が低い位置にある雑草を刈り取るときは、根元にブレードが当たるように、少し斜めに傾けて使います。

プラスチックブレード

プラスチックブレードの種類

ざまざまな形状があるのがプラスチックブレードの特徴です。
反りのある小刀のような形状の片刃タイプや左右を入れ替えて使える経済的な両刃タイプもあります。流線形に近い形状が風切音が少なく、燃費もよくなります。

円盤状の部品を草刈機本体に取り付けて使用します。
使用可能なブレードは部品によって異なり、基本的に別の部品に取り付けることはできませんので、ご注意ください。


マキタ 樹脂刃3枚式替刃 刈込幅230mmベース&替刃セット品 青 A-68323


アイリスオーヤマ 充電式 グラストリマー用 替え刃 替ブレード 奥行2.8×高さ9.9×幅0.35cm JGTKB23 レッド

プラスチックブレード、私の場合

充電式草刈機を使い始めたときは金属刃(チップソー)を使っていました。しかし、刃が石に当たると金属音がして驚いたり、間違ってブルーベリーの苗を刈ってしまったりと散々でした。
そのため、すぐにナイロンカッターに切り替えました。

いまは1本出×低出力機(軽い)、2本出×高主力機(重い)を使い分けています。

低出力機でグラウンドカバー(クラピア)の刈り込み

クラピアのランナー(匍匐枝)の根元に近い茎は木質化しますが、草刈機で刈り取りたいのは、その年に成長した若い茎や葉です。高速で回転するモデルを使っているため、1本出の丸型ナイロンコードで十分に刈り取ることができます。
プラスチックブレードを使ったこともありますが、ランナーの先端は柔らかいので、ナイロンカッターとの違いを実感しませんでした。

高出力機で密集した雑草の刈り取り

春雑草のときは丸型のナイロンコードで難なく刈り取れていたのに、メヒシバやオヒシバなど茎が硬い雑草が生長すると刈り取りに時間がかかるようになったため、コードをスパイラル型に変えました。

今年は真夏の草刈り作業の時短を目指して、プラスチックブレードに取り替えます。
プラスチックブレードは金属刃より切れ味が劣るものの、生長して茎が硬くなった雑草や密集した雑草の刈り取りで実力を発揮することを期待しています。

プラスチックブレードのメリットとデメリットの対策

メリット

障害物に当たった際の反動が金属刃と比べて少なく、安全性に優れています。逆方向に刃が跳ねるキックバックも起こりにくいため、切れ味と安全性の両立を実現しています。

  • ナイロンカッターより切れ味が鋭い
  • コンクリートや庭石のキワまで刈り込める
  • 刃先が摩耗したら、簡単に交換できる
  • 金属刃と比べて刈込幅が長い
  • 金属刃と比べて障害物に当たった際の反動が少ない
  • ナイロンカッターと比べて燃費がよい(バッテリーの消費が少ない)

デメリットと対策

草の破片が飛び散りやすい

ナイロンカッターほどではないが、刈り取った草の破片が飛び散ります。
草刈機のヘッド部分にあるブレードが左回りに回転するので、草の破片は左側に飛び散ります。
草の破片を壁や塀に付着させたくないときは、立ち位置を反対側に変えます。

ブレードを交換する費用が割高

茎が硬い雑草を刈り取ると、ブレードが早く摩耗します。
ナイロンコードには金属粉を混ぜたり、芯に硬い素材を使用して耐久性を高めたものがありますが、それらと比べるとプラスチックブレードは摩耗が早いと感じます。
ナイロンコード(特にリール式)と比べると、消耗品であるブレードの費用が割高になることがあります。

春夏は庭と畑で雑草に追われる日々。
その合間をぬって日帰りか一泊くらいの鉄道旅。

グラウンドカバーにクラピアを育て、畑は小さな家庭菜園。
一人で快適に暮らす方法なんかも考えています。
自己紹介

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