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防草シートを押さえる固定ピンどう選ぶ?防草シートで確実な雑草対策

防草シートを押さえる固定ピンどう選ぶ?防草シートで確実な雑草対策

防草シートにセットされていることもある固定ピンですが、単独で選ぼうとすると色々な種類があって迷ってしまいます。簡単に固定できて、風が吹いてもシートがめくれ上がらないはどれなのでしょう。

アオ
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防草シート押さえにどれを選んだらよいか?何本ピンが必要か?迷いますね。

私が庭に防草シートを敷きまくった経験をもとに、固定ピンについて詳しくご紹介します。

ピンには金属製とプラスチック製がある

ピンには金属製とプラスチック製がありますが、家庭で使用する際は「スチール製」が最初の選択肢です。長期間の使用に耐える太いピンを選ぶようにしましょう。

スチール製

スチール(鋼)は鉄を主成分とする合金で、強度と耐久性に優れた素材です。
ただし、土中に埋めると錆びるため、多くの場合、亜鉛などで表面処理を施しています。

形状は、1本足のクギ型、2本足のU字型、コの字型、一方が短いJ字型などがあり、ピンが太いほど耐用年数が長くなります。土中で錆びることでシートが抜けにくくなる利点もあります。

ステンレス製

ステンレスはスチールよりも強度が高く、硬い土壌にも打ち込みやすいのが特徴です。また、錆びないため長期間の使用に耐えますが、錆びない分、シートから抜けやすいという欠点があります。
価格が高めなため、あまり一般的ではありません。

プラスチック製

プラスチックに強化材料を添加した強化プラスチックが使われ、強度、剛性、耐久性が向上しています。プラスチックの特性を生かして、トゲ状の突起がつけられていることが多いです。

紫外線による劣化があるため、季節ごとに交換が必要な農耕地でよく使われます。防草シート用の製品もありますが、価格はやや高めです。

ピンの長さは15~20cmが一般的

ピンの長さは一般的に15〜20cmです。
遊休地や太陽光発電などで使う業務用には20cm以上のピンもあります。

長いピンは防草シートをしっかり固定できますが、その分、打ち込みに時間と手間がかかるため、家庭での使用には20cm以下のピンが適しています

ピンには1本足と2本足タイプがある

ピンには1本足と2本足のタイプがあります。
硬い土壌や石の多い場所では1本足のピンが適しています。

軟らかい土壌や風の強い場所では2本足ピンが効果的です。

ピンの形状刺さりやすさ抜けにくさ特徴
1本足 クギ型硬い土壌、土中に石が多い場所向き
2本足 U字型・コの字型軟らかい土壌、風当たりが強い場所向き
半2本足 J字型硬い土壌、風当たりが強くない場所向き
アオ
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強風が吹く場所や軟らかい土壌では、ピンの間隔を狭くしてシートをしっかり固定します。

【クギ型】硬い土壌、土中に石が多い場所向き

【コの字型】軟らかい土壌、風当たりが強い場所向き

【J字型】硬い土壌、風当たりが強くない場所向き

防草シートを敷くのに必要なピンの数は?

シートの周囲を50cm間隔、中央は1m間隔でピンを1列打って固定します。

例えば、幅1m×長さ10mのシートの場合、周囲に24本、幅の中央に4本のピンを1列に打ちます。
幅広のシートを敷く場合は、中央のピンを増やして固定力を強化します。

長さ10mの防草シートを固定する際に必要なピンの数です。

長さ10mのシートを固定ピンの数
周囲のみ24本
周囲+中央1列28本
周囲+中央2列34本
防草シートに打った押えピン
防草シートに打った押えピン

広い範囲に敷く場合、幅広の防草シートを選ぶと敷く手間とピンの数を減らせますが、シートの総重量が増すので、持ちあがる重さか確認することをおすすめします。

シートを押さえる力を強める「押さえ板」

固定ピンの頭部に付けて、防草シートを押さえる力を強めるのが「押さえ板」です。
座金、黒丸ともよばれます。
ピンだけでは押さえる力が不足しているときに使用するもので、必ず付ける必要はありません

クギ型は頭部が小さく押さえる力が弱いため、押さえ板を使用するとピンが抜けてしまうのを防げます。

防草シートに敷いた化粧石
防草シート上に化粧石を敷いた通路

防草シートの上を化粧石、ウッドチップなどで覆う場合は押さえ板を使用する必要はありません。

春夏は庭と畑で雑草に追われる日々。
その合間をぬって日帰りか一泊くらいの鉄道旅。

グラウンドカバーにクラピアを育て、畑は小さな家庭菜園。
一人で快適に暮らす方法なんかも考えています。
自己紹介

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